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2015年 08月 29日
医師の8割近くは機能性食品の利用を容認(日経メディカル)
先日、機能性食品について 自分自身でしっかり調べましょう!と説明しましたが (過去記事:機能性食品の効果を調べる 「 PICO 」) この記事では、医師が機能性食品を摂取することに どのような意見を持っているのかということが紹介されています。 ---------------------------- ・機能性食品は、しっかりしたメーカーのもので、ご本人が満足できるものであれば、薬の相互作用がないことや治療中の疾病に悪影響がないことを前提に摂取OKとしています。(50代開業医、一般内科) ・機能性食品の使用について相談された時は、どうしても使いたい時には使ってもいいが、「一度に1つだけにする」「効果が実感できない時にはやめる」「併用は絶対しない」と指導しています。(50代開業医、耳鼻咽喉科) ・機能性食品などの健康食品は、患者さんが好きなように飲んで良いと思いますが、何を飲んでいるのかは教えてほしい。(40代勤務医、消化器内科) ・機能性食品は、うまく使えばある程度の効果が期待はできるだろうが、本来の治療より信用されたり、逆効果だったりする時が面倒。(40代勤務医、呼吸器内科) ・乳癌の術後に抗エストロゲン療法を行っていた患者が、エストロゲン様物質を含有するという健康食品を健康に良いと思い、せっせと摂取していたという、笑うに笑えぬケースがあった。機能性表示食品や特定保健用食品は、身体に良いと信じ込まれる魅力的な響きがある。それが、患者さんのみならず、多くの一般消費者に対して、アブナイところを持つ。(50代勤務医、一般外科) ・食品で病気が治ると思ってはいけない。効果が明確に出るようなものは逆に危ない。正しく理解した上で摂取すべき。そうしなければ、健康食品市場が拡大したとしても、国民の健康にはつながらない。(50代勤務医、泌尿器科) ・患者は良いと思って機能性食品を摂取するが、症例によっては、それがプラスではなく、マイナスに作用する場合があるのではないか。診療側としては、今後、患者への問診時に機能性食品の使用の有無を確認して、適切な診断を立て、またその使い方を指導する必要があると考えられる。そのためには、我々は機能性食品を絶対悪として無視するのではなく、理解と関心をもって、情報収集にあたらなければならないと思う。(40代勤務医、眼科) ・機能性食品の利用に賛成はできませんが、明確に否定できる根拠がない限り、付き合うのも一法です。患者さんが話をできる余地を設けないと、隠れて使用している場合、当方の治療薬との併用による不適切な結果を招きかねません。そのようなことを考慮すると、機能性食品に関する知識は医師にとって必要でしょう。(60代開業医、産科・婦人科) ・健康食品については、通販番組などで「どう考えてもこれはおかしいだろう」という宣伝文句を見聞きします。機能性表示食品制度は、悪徳商品対策の一環として、悪いことではないと考えます。(50代勤務医、一般内科) (webサイトより一部抜粋) ---------------------------- やはり、服用している薬への影響が 大きな問題の一つとなっているようです。 普段から薬を服用している方は 健康食品をはじめとするサプリメントを摂取する場合 医師に相談するようにしましょう。 スタビライゼーション・オフィシャルシリーズ好評発売中! ご購入希望の方は左欄のライフログをクリックするか コチラからお申し込みください!
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| 2015-08-29 13:00
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